IT系サラリーマンの仮想通貨投資&節約術

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コインチェック不正アクセス事件をうけて、リスクを下げるためすべき3つのこと

1/26に発生したコインチェック(CoinCheck)の不正アクセスに伴う巨額のネム(XEM)の不正送金事件をうけ、仮想通貨投資家がすべき3つの対策をまとめてみました。

コインチェックの不正アクセス事件の概要

まず、コインチェックの不正アクセスに伴う不正送金事件の概要をおさらいしておきます。

日本の大手仮想通貨取引所コインチェック(CoinCheck)は1/26昼過ぎからネム(XEM)の売買及び出金を停止し、その後は日本円及び全てのアルトコイン入出金及び売買を停止しました。

CoinCheck公式ブログにて時系列にその対応の記載がなされています。
coincheck.com

また、以下のYahooニュース記事などでコインチェックがハッキング被害で600億円程度の不正送金にあったとの報道がされ始め、それに伴いコインチェック取り扱い銘柄を中心に仮想通貨市場は大きく下落することになりました。
news.yahoo.co.jp

1/26の23:30頃からコインチェックによる記者会見が行われ、約580億円相当のネム(XEM)が不正に送金されたことを発表しました。

私も記者会見をリアルタイムで見ていましたが、記者の質の低い質問に不快感を感じつつも、しどろもどろになりながらの受け答えには資産を預けているものとして非常に不安を覚えました。
www.jiji.com

そして1/28の早朝2時過ぎに不正送金されたネム(XEM)を日本円で補償し、コインチェックの取引所も事業継続する方針であることがメール配信されました。

また、その発表の数時間前にはコインチェックの件で下落していた仮想通貨が軒並み値を戻しました。
f:id:rise-of-ny:20180128145605p:plain

結果としては補償が発表され、Mt.GOXのような最悪の自体にはならなかったものの、仮想通貨に投資している人にとっては非常にショッキングなニュースとなりました。

仮想通貨投資家がとるべき3つの対策

このコインチェック不正アクセス事件をうけ、基本的な内容かもしれませんが、リスクを減らすために仮想通貨投資家がすべき対策をまとめてみました。

対策①:仮想通貨はリスク資産だと認識し、余剰資金で投資を行う

コインチェックの事件発生の翌日、芸人の藤崎マーケットのトキさんが、今回の事件で貯金を全て失い放心しているとのニュースが出てきました。
news.nifty.com

確かに貯金を全て失うことになったら気が気ではないですね。

仮想通貨は巨額のリターンが見込める代わりに今回のような自体も発生し得るリスク資産だということを改めて認識し直し、生活に影響が出ない余剰資金の範囲での投資にとどめて置くことが必要です。

仮想通貨で全財産を失って破産なんてことになったらホント笑えませんからね・・・。

対策②:取引所は複数開設し、取引所に置く仮想通貨は分散しておく

仮想通貨の口座をコインチェックのみ開設し、コインチェックに全ての仮想通貨を預けていた人もいたかと思います。

しかし、今回のような自体が発生した場合、1つの取引所に集中して仮想通貨を預けておくと即座に致命傷となってしまう恐れがあります。そのため、仮想通貨取引所は複数口座開設しておき、取引所に置く仮想通貨は分散させておくべきです。

特に今回の自体を受け、金融大手のGMOグループの取引所であるGMOコインなどは、金融事業で培われたセキュリティや、仮に事件が起きてしまった場合の会社としての体力を考えるとお勧めです。
また、コインチェックと異なり、金融庁認可済の取引所です。口座開設がまだの方は是非以下から↓



また、仮想通貨の世界的大手の会社が日本で運営する取引所QUOINEX(コインエクスチェンジ)もお勧めです。今回コインチェックが対応していなかったコールドウォレット保管やマルチシグ対応による高セキュリティを謳っており、不正送金のような自体が発生する恐れが低いと考えられます。
こちらももちろん金融庁認可済の取引所です。アルトコインも多数追加予定で取引所としての魅力が向上中です。口座開設がまだの方は是非以下から↓



対策③:自分でウォレットに入れて管理する

今回はコインチェックが狙われましたが、仮想通貨取引所は多額の仮想通貨を保持しているため、ハッカーに狙われやすい対象となります。また、取引所によってはセキュリティ対策が甘い可能性もあります。

そこで、自分でソフトウェアウォレットもしくはハードウェアウォレットを用意して仮想通貨を保管するのも有効な対策となります。自分でしっかり管理できるならその方が安全ということですね。

但し、注意点としては残念ながらウォレットにも詐欺まがいのものが存在しており、仮想通貨の公式の組織が勧めるウォレットや確かな人が勧めるウェレットを選ぶことが重要です。

著名なブロガーの方がウォレットを紹介している記事などもありますので、ウォレット導入前に一読しておくのがお勧めです。
www.ikedahayato.com
bitcoiner.link

以上、コインチェック不正アクセス事件をうけて仮想通貨投資家がすべき3つの対策でした。上記で挙げた対策は1つでも有効な対策ですが、リスク低減のために2つ、もしくは全て実施できるとより一層効果的です。

私もリスク対策をしながらこれからも仮想通貨投資に邁進して行きたいと思います。とりあえず早くコインチェックの入出金制限が解除されて欲しいですね。